日本語Kickのカテゴリ事情:配信が多いカテゴリと、見られているカテゴリ

Kick の配信には「Just Chatting(雑談)」「IRL(屋外などの配信)」やゲームのタイトルなどのカテゴリが付いています。kickrank が記録を始めた 2026年9月24日から10月10日までの日本語配信(合計約3.9万時間・376カテゴリ)について、配信された時間と見られた時間(視聴時間=同接 × 時間)の2つの割合を並べてみました。カテゴリは配信ごとに数えていて、途中でカテゴリを変えた配信は最後のカテゴリに入れています。

見られているのは雑談と IRL がほとんど

視聴時間(合計約1,501万人時)の割合は、Just Chatting が75%、IRL が22%で、この2つだけで全体の97%を占めていました。ゲームのカテゴリは、いちばん大きいものでも1%に届きません。日本語の Kick は、ゲーム実況よりも雑談や外出配信が見られているプラットフォームだと言えます。

月ごとに分けても、9月(24〜30日)は Just Chatting 74%・IRL 22%、10月(1〜10日)は Just Chatting 76%・IRL 21%で、ほとんど同じでした。

配信されている時間では、雑談と IRL は半分

ところが、配信された時間で見ると様子が変わります。Just Chatting は34%、IRL は16%で、2つ合わせてちょうど半分ほどです。残りの半分は、370以上のカテゴリに細かく分かれています。配信時間の多いカテゴリから、主なものを並べると次のとおりです。

つまり、配信している時間の半分は雑談・IRL 以外のカテゴリなのに、見られている時間はその3%ほどしかありません。

カテゴリごとの「1時間あたりの同接」

視聴時間を配信時間で割ると、そのカテゴリで配信している間の平均的な同接の目安になります。

Just Chatting と IRL の数字が大きいのは、同接が数千〜数万人の配信者がこの2つのカテゴリに集まっているためです。視聴時間の3割以上を1人で占める配信者も Just Chatting で配信しています(同接何人で上位何%?)。「雑談にすれば同接が増える」という意味ではなく、大きな配信者がそのカテゴリを選んでいる、という結果です。実際、この期間に Just Chatting で配信した877人のうち、612人(70%)は平均同接が10人未満でした。

Music Stations や Animals & Nature は、1回の配信が平均14時間ほどと長く(流し続ける形の配信が多いとみられます)、配信時間は長いものの同接は小さくなっています。

ゲームのカテゴリで目立つもの

ゲームのカテゴリの中では、Apex Legends(配信347回)、VALORANT(127回)、Aion 2(101回)、Retro Games(437回)が、配信の回数・時間とも多めでした。一方で、同接の大きな配信者が1回だけ遊んだゲームが、その月の視聴時間の上位に入ることもあります(10月は、6回しか配信されていないカテゴリが視聴時間で3位でした)。ゲームのカテゴリの視聴時間は、誰がいつ遊んだかで大きく入れ替わります。

カテゴリごとのランキング

カテゴリごとの配信者ランキング(配信中と直近7日)はカテゴリ別ランキングで、全体に占める割合の推移は統計で見られます。1回の配信の中でカテゴリがどう変わったかは、それぞれの配信のページに出しています。